富岡町を訪問
- 2020.04.07
所用があり、1週間で2回程富岡町を訪問させていただきました。
双葉郡に来る時は、なぜかワクワクしてしまいます。
仙台で学生時代を送っていた為、双葉郡は学校と地元を繋ぐ道でした。両親の運転する車に乗って景色を見たり、地元でバイトして買った原付きに乗って国道6号線を走りながら「夏休みが終わって、仙台で友だちに会える」「地元に戻って久々に実家でご飯が食べられる」―そんな嬉しい、楽しい気持ちが心の中に沸き起こる場所でした。仲間たちと夜ノ森のサクラを見にいったり、富岡町の飲食店に行ったことなど、双葉郡の穏やかな風景には、様々な思い出があります。東日本大震災の前年、縁あって福島第二原子力発電所を訪問したり、福島第一原発に所長として着任された故吉田昌郎さんと一度だけ宴席でお会いすることが出来たことも大きな思い出です。

夜ノ森のサクラ(2019年4月撮影)
先週から2回程富岡町を訪問しましたが、各所に色づいたサクラが満開の花を咲かせ、本当に綺麗でした。本来であれば常磐線が全線開通し、夜ノ森を中心にお花見客で賑わっていたはずなのに、今回の新型コロナウイルスの災厄は、私たちから様々なものを奪っていっています。本当に悔しくてなりません。
コロナウイルスが落ち着いたら、ぜひ双葉郡内の各町村を訪問してはいかがでしょうか。
震災から来年で10年。常磐線も開通し、穏やかな空気が流れる中、復興に向かう各地を訪問するのも素晴らしい経験となるかと思います。
そして、弊社が応援するいわきFCのホームタウンに双葉郡が含まれました!
コロナ騒動が落ち着いた際には、Jヴィレッジでの試合も予定されています。こちらも是非ご覧になっていただければ最高の楽しさを味わえるのではないかと思います。